信州信濃町の地域情報を、のっこい(あたたかい)風にのせてお届けします

ホーム > おはなし控帳

いろいろなお話をのっこいねっと流にお届けします

野尻湖の巻 1

宇賀神社 神様のお告げ?

天平二年(735年)の創建と言い伝えられる、信濃町野尻湖に浮かぶ琵琶島に在る宇賀神社には、長い歴史の中でいろいろな逸話があります。
 そんななかで、今日は新しい方の話から一つ

 ここより遠く、青森県の農家になかなかお嫁さんの来手のないお二人がいらしたそうです。
困って地元の八卦を見る方に相談されたそうです。と、その方の夢枕に"白蛇を祭った神社にお参りするように"とのお告げがあり、 そのようなお宮が在るのかと神社庁に尋ねたところ、それなれば長野県野尻湖の宇賀神社であるとのことで、二人を伴ってこの地にやって来たのだそうです。参拝を済ませて帰ると、一人にはとても 良いお嫁さんが来たそうです。しかし、残念ながらもう一方にはお嫁さんが来なかったそうです。ここまではよくあるお話ですが、これにはちょっと不思議な話があったのです。
  神のお告げの〇×
 野尻湖の岸から、船で琵琶島の正面の桟橋に着き、参道を登って行く途中の出来事だそうです。 神妙な面持ちで登って行く二人の男性の頬に、笹薮で摩れたのか傷のような模様が浮かんだのだそうです。 一人には〇印、一人には×印が・・・・
お察しのとおり〇×で明暗が分かれたそうです。 これは神様のお告げだったのでしょうか。

 その後、この八卦を見る方は毎年お礼参りを兼ねて参拝され、昭和から平成まで続いたそうですが、最近は高齢になられたせいか見えられないとのことです。 これは本当のお話です。

資料提供 宇賀神社氏子総代会長 早川千昭氏