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信州打刃物

畑山刃物 畑山充吉氏を訪ねて

畑山刃物看板 JR信越線の古間駅から3分程で目的の仕事場へ。私は車で伺ったのですが・・・
今日は作業がお休みの日で、出先から帰られたばかりの時間にお話をお聞きしました。

火もなく灯りもない仕事場は、鍛冶場独特の黒い感じではあるがきれいに整頓された道具類と、清められた土間に凛とした気配が感じられました。
今回の目的は、刃物の専門誌にも取り上げられていた畑山刃物オリジナルの鉈鎌を直に拝見することでした。

早速お願い。 見せてください!
(上の写真は作業場入口に掛かる、味わいのある木製看板)

オリジナル鉈鎌

『オリジナル鉈鎌』は、とにかく美しい

一目見た時、その姿の美しさに魅了される

 へー

研ぎ澄まされてやさしく光る表面に、不思議なことに硬い鉄の中に柔らかさや暖かさを感じてしまうほど・・。
しかしそれは一瞬で、鋭く凄みのある切れ味が予感できて、ちょっとゾクッとする感覚が私の体の中を走った。

黒塗りの柄と、白く光る鉈鎌のバランスで、格好がすこぶる良い

オリジナル鉈鎌

 

畑山さんは、杉と落葉樹の山を五反分持っていて、ご自分で作業・管理されています。
この鉈鎌は、ご自身の山仕事に具合がいいようにとよくよく考えられ生まれたオリジナル品です。

 

鉈鎌の背中の刃

背中に付いた刃の威力や、考えられた形状をぜひ実感していただきたいなと思います。

使ってもらわなくては

半年も一年も待ってもらって納品した鉈鎌を、手にしたらもったいなくて使えないので飾ってあるというお客様がいるそうだ。

「使ってくれなくちゃ」

畑山さんのその一言に、仕事に対する信念と思いを感じました。
でも、飾っているといったお客様の気持ちも私は分かるような気がします。


←木製のオリジナルケース




 畑山さんの刻印


畑山さんの刻印は瓢(ひょうたん)に充吉の文字です。自信をもってお届けするという証の、はっきりと力強い刻みです。

鎌、鉈、包丁、等々鍛え上げる製品は数多く、こだわりを持った人の特注品も多いらしい。
頼られると嫌といえない性格で半年、1年待ちというような注文状態らしい。


 

ちょうどお話の最中に、戸隠の蕎麦屋さんがそば切り包丁の研ぎと新たな包丁の注文にみえました。
その飾り気のない対応に、職人さんの実直さと正直さを感じました。

お忙しいところありがとうございました。

お問合せは 畑山刃物: TEL 026-255-3413